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デリバティブとヘッジ会計

デリバティブとヘッジ会計
いかがでしたでしょうか。「ヘッジ取引」をうまく使いこなせば、かなり強力な武器になることが分かったのと同時に、「ヘッジ取引」を利用するにはかなりの精度を求められることもわかったのではないでしょうか。中国の思想家で戦略家の孫子は「兵法」の中で「勝つことよりも負けないことが大事だ」と言いました。「ヘッジ会計」やそれにまつわる「ヘッジ取引」にはその孫子の思想と通じるものがあると思います。「負けないための戦略」、それがヘッジという概念なのです。

デリバティブ取引とヘッジ会計

デリバティブとは,一般的には金融派生商品と呼ばれているが,株式,金利,為替などの金融商品を原資産として新たに開発された金融商品のことである.これには先物取引,先渡取引,オプション取引,スワップ取引等の形態があり,その利用目的には,リスク・ヘッジ目的,投機目的,裁定目的がある.当初はリスクを回避する手段として利用されていたが,金融工学やIT技術の発展等によりさまざまな商品が開発されたこともあり,今日では投機目的や裁定目的で取引されるケースも多い. 会計処理上では損益の確定をどの時点で行うのかが問題になる.デリバティブ取引は,原則として時価評価され,評価差額が当期の損益として認識される.しかし,デリバティブ取引がヘッジ手段として利用されたとしても,ヘッジ対象の資産に係る相場変動等が損益に反映されない場合,両者の損益が期間的に対応しないという問題が起こる.この問題を解消するために,ヘッジ会計の運用について目的適合性に沿った法的規制が加えられた. 但し,デリバティブ取引はレバレッジ効果により元本の数十倍の取引ができることにより,失敗した場合は巨額の損失を破る恐れがある.一般事業会社にとって,本来の事業目的を逸脱した金融取引(特にデリバティブ取引)によってリスクが発生した場合,本業に対する影響も大きく問題がある. Derivatives are financial instruments, whose デリバティブとヘッジ会計 value depends upon or is derived from the prices of one or more underlying assets such as stocks, interest rates or foreign currencies. They are used to mitigate risk or hedge, speculate and for arbitrage purposes. With an accounting treat-ment, however, it becomes problematic to ascertain exactly when profit and デリバティブとヘッジ会計 loss is recognized. As a general rule, in derivative transactions, デリバティブとヘッジ会計 their value will be appraised in line with the current デリバティブとヘッジ会計 market price. However, in derivatives utilizing for risk hedge, in cases when market fluctuations are not reflected in the profit and loss, unrealized profit and loss of underling assets is not simultaneously recorded with unrealized profit and loss of derivatives, which causes a critical accounting problem. In order to solve this problem, legal regulations have been added regarding the use of hedge accounting.研究ノート / Note

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【経営者必見!】~インドネシアにおけるヘッジ規制とその背景~

  • 2019-1-8 , 投資環境

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ヘッジ会計・ヘッジ対象・ヘッジ手段、これっていったい何の役に立つの?

ヘッジ会計

デリバティブとヘッジ会計 2001年3月期から導入された「ヘッジ会計」ですが、初めて聞いた人にはいったい何のことなのかほとんどわからないシロモノでもあります。ここではヘッジ会計とそれにまつわる諸概念(対象、手段)の解説を通して、この会計方法への理解を得るとともに、その活用法について考えたいと思います。

1)「ヘッジ会計」とは何か

まず「ヘッジ」という意味について考えましょう。これは「損失を回避する」という意味だと思ってください。そのうえでそれぞれの概念を読み直すと損失を回避するための「会計」「対象」「手段」となります。 「ヘッジ手段」には様々なものがありますが、ここではわかりやすくするために「先物取引」に限定します。また「ヘッジ会計」の処理には2種類ありますが、これも同じ理由で原則的とされる「繰延ヘッジ」に限定して解説します。

「先物取引」とは何か

まず「先物取引」についてですが、例えば大豆1トンを4.8万円で6か月後に買うという約束をするような取引を言います。

例えば、とある企業が6か月後に大量の大豆を使用する予定があるので、現時点での大豆の現物価格4.8万円で予算を立てたとします。この価格で購入できれば利益が十分に出るのですが、もし大幅に値段が上がると採算が取れない可能性があります。そこで 企業は値下がりによる利益拡大という可能性を捨てて、より確実に採算が取れる方法を採ることにします。それが「ヘッジ取引」です。

「先物取引」を説明すると、例えば、1トン4.8万円の大豆を1000トン、6か月後に購入することをいいます。 例えば、この「先物取引」後6か月後大豆の値段が1トン5万円に値上がりしたとします。この時、現物価格と先物価格は連動するという前提から、大豆の先物価格が5.1万円に値上がりします。 このタイミングで、企業が購入しておいた大豆を売却すれば(5.1万円-4.8万円)×1000トン=300万円の利益が出ます。

この時、 大豆を購入するという取引自体を「ヘッジ対象」 、それに対して 損失を回避するために購入した先物大豆の取引が「ヘッジ手段」 と呼ばれます。損失を回避されるべき対象と、損失を回避するための手段、というわけです。 そして この取引の一連の流れを財務諸表に記録する方法が「ヘッジ会計」なのです。

2)「ヘッジ会計」って何の意味があるの?

先ほどの例の場合、「ヘッジ会計」を使わなければ会計処理上では、まず「先物取引」において300万円の利益を上げていることになります。そしてそのあと、「先物取引」とは無縁のところで、仕入れ値が100万円低減できた事業についての計上が行われます。

そのため、「ヘッジ手段」によって損失を回避し、あまつさえ利益も出していたという事実が反映されません。これを「ヘッジ会計」「繰延ヘッジ」という処理の仕方をすれば、「先物取引」で生じた300万円の利益を、大豆事業の計上に合わせて計上するという方法を採ることができます。こうすることによって株主や証券会社、投資家から見てもヘッジ手段の有無が見て取れるうえ、事業主からしても経営状況がより正確に理解できるようになるのです。

この「ヘッジ取引(ヘッジ手段とヘッジ対象)」の見極めの精度を上げていくことで、価格変動に左右されない商売ができるようになるのです。

3)「ヘッジ会計」を使いこなす

しかし、この「ヘッジ取引」「まぐれ」であってはいけません。まぐれによってヘッジが成功してもそれは「ヘッジ取引」とは認められないのです。「ヘッジ取引」の有効性の判定は監査業者によってなされます。判定は事前テストと事後テストの2回にわたって行われます。

事前テストでは以下の内容を確認します。

・ヘッジ対象のリスクとヘッジ手段の明確化 ・ヘッジの有効性の評価方法を「文書で」明示 ・ヘッジ手段の有効性を事前に予測 後付けで「ヘッジ取引だった」ということは出来ないのです。

事後テストでは、以下の内容を確認します。

・ヘッジ取引時以降も継続的な高い有効性が保たれているかの確認 ・ヘッジ買い支持型の時価又はキャッシュフロー変動の比率分析等を使って有効性を評価 ・変動費率が80~125%の範囲内であればヘッジ対象と手段との間に「確かに関係があった」と認められます ※決算日には有効性判定を行い、最低6か月に1度は実施のこと

これらを満たして初めて、「ヘッジ会計」を適用できるのです。

まとめ|勝ちにいくのではなく、負けない戦い方をする

まとめ

いかがでしたでしょうか。「ヘッジ取引」をうまく使いこなせば、かなり強力な武器になることが分かったのと同時に、「ヘッジ取引」を利用するにはかなりの精度を求められることもわかったのではないでしょうか。中国の思想家で戦略家の孫子は「兵法」の中で「勝つことよりも負けないことが大事だ」と言いました。「ヘッジ会計」やそれにまつわる「ヘッジ取引」にはその孫子の思想と通じるものがあると思います。「負けないための戦略」、それがヘッジという概念なのです。

監査・IFRS・アドバイザリー・評価を行うプロフェッショナル 監査法人アリア

IFRS用語集 IFRSで頻繁に使用される用語をご紹介しています。

■ エクスポージャー、最大エクスポージャー/ exposure, maximum exposure

■ 解雇給付 / termination benefits

■ 概念フレームワーク / framework for the preparation and presentation of financial statements

■ 回廊アプローチ / corridor approach

■ 感応度分析 / sensitivity analysis

■ 可能性が非常に高い / highly probable

■ カスタマー・ロイヤルティ・プログラム / customer デリバティブとヘッジ会計 loyalty programmes

■ 為替リスク / currency risk

■ 企業の事業(ビジネス)モデル / entity’s business model

■ 金利リスク / interest rate risk

■ 金融資産 / a financial デリバティブとヘッジ会計 asset

■ 金融収益、金融費用 / financial income, financial expense

■ 金融負債 / a デリバティブとヘッジ会計 financial liability

■ 金融商品 / a financial instrument

■ キャッシュ・フロー・ヘッジ / cash flow hedge

■ キャッシュ・フロー・ヘッジの公正価値の変動額の有効部分 / the effective portion of gains and losses on hedging instruments in a cash flow hedge

■ 繰延収益 / deferred income

■ 偶発負債 / a contingent liability

■ 偶発資産 / a contingent asset

■ 契約上のキャッシュ・フローの特徴 / contractual cash flow characteristics

■ 原価モデル(無形資産・有形固定資産・投資不動産) デリバティブとヘッジ会計 / cost model

■ 現金決済型の株式報酬取引 / cash-settled share-based payment transaction

■ 現金選択権付き株式報酬取引 / share-based payment transactions with cash alternatives

■ 国際財務報告基準 / International デリバティブとヘッジ会計 Financial Reporting Standards(IFRSs)

■ コンポーネントアプローチ / component approach

■ 公正価値モデル(投資不動産) / fair value model

■ 公正価値 / fair value

■ 公正価値オプション/ option to designate デリバティブとヘッジ会計 a financial asset(liability)at fair value through profit or loss

■ 公正価値ヘッジ / fair value hedge

■ 再評価剰余金 / revaluation surplus

■ 財政状態計算書 / デリバティブとヘッジ会計 statement of financial position

■ 資本性金融商品 / an equity instrument

■ 将来に向かっての適用 / prospective application

■ 市場リスク / market risk

■ 自己創設無形資産 / internally generated intangible assets

■ 信用リスク / credit risk

■ 処分グループ / disposal group

■ 初度適用、初度適用企業 / first time adoption , first time adopter

■ 使用権モデル デリバティブとヘッジ会計 / right-of-use model

■ 修正を要しない後発事象 / non-adjusting events after the reporting デリバティブとヘッジ会計 period

■ 修正を要する後発事象 / adjusting events after the reporting period

■ 従業員給付 / employee benefits

■ 純損益を通じて公正価値で測定する金融資産 / a financial asset at fair value through profit or loss

■ 政府補助金 / government grants

■ 遡及的修正再表示 / retrospective restatement

■ 遡及適用 / retrospective application

■ その他の価格リスク / other price risk

■ その他の包括利益オプション/ option to designate a financial asset at fair value through other comprehensive income

■ その他の資本の構成要素 / other items of owner’s equity

■ その他包括利益 / other comprehensive income

■ 耐用年数を確定できない無形資産 / intangible assets with indefinite useful lives

■ 適格資産 / a デリバティブとヘッジ会計 qualifying asset

■ プッタブル金融商品 / a puttable instrument

■ 売却可能金融資産 / an available-for-sale financial asset

■ 売却可能金融資産の公正価値の純変動 / gains or losses on an デリバティブとヘッジ会計 available-for-sale financial asset

■ 売却目的で保有する非流動資産 / a non-current asset held for sale

■ 非継続事業 / discontinued operation

■ 比例連結 / proportionate consolidation

■ 非流動資産、非流動負債 / a non-current asset, a non-current liability

■ 非支配持分 / non-controlling interest

■ 本源的価値 / intrinsic value

■ 包括利益計算書 / statement of comprehensive income

ある期間に認識された全ての収益及び費用の項目を表示するもの。損益計算書に包括利益という概念が追加された計算書。2種類の表示方法がある。
①単一の包括利益計算書で表示する方法(1計算方式)
②純損益の内訳項目を表示する第1の計算書(従来の損益計算書)と、純損益からその他の包括利益の内訳項目までを表示する第2の計算書(包括利益計算書)の2種類の計算書で表示する方法(2計算方式)

監査・IFRS・アドバイザリー・評価を行うプロフェッショナル 監査法人アリア

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■ 原価モデル(無形資産・有形固定資産・投資不動産) / cost model

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■ 財政状態計算書 / statement of financial position

■ 資本性金融商品 / an equity instrument

■ 将来に向かっての適用 / prospective application

■ 市場リスク / market risk

■ 自己創設無形資産 / internally generated intangible assets

■ 信用リスク / credit risk

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■ 初度適用、初度適用企業 / first time adoption , first time adopter

■ 使用権モデル / right-of-use model

■ 修正を要しない後発事象 / non-adjusting events after the reporting period

■ デリバティブとヘッジ会計 修正を要する後発事象 / adjusting events after the reporting period

■ 従業員給付 / デリバティブとヘッジ会計 employee benefits

■ 純損益を通じて公正価値で測定する金融資産 / a financial asset at fair value through profit or loss

■ 政府補助金 / government grants

■ 遡及的修正再表示 / retrospective restatement

■ 遡及適用 / retrospective application

■ その他の価格リスク / other price risk

■ その他の包括利益オプション/ option to designate a financial asset at fair value through other comprehensive income

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■ 耐用年数を確定できない無形資産 / intangible デリバティブとヘッジ会計 assets with indefinite useful lives

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■ 売却目的で保有する非流動資産 / a non-current asset held for sale

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■ 比例連結 / proportionate consolidation

■ 非流動資産、非流動負債 / a デリバティブとヘッジ会計 non-current asset, a non-current liability

■ 非支配持分 / non-controlling interest

■ 本源的価値 / intrinsic value

■ 包括利益計算書 / statement of comprehensive income

ある期間に認識された全ての収益及び費用の項目を表示するもの。損益計算書に包括利益という概念が追加された計算書。2種類の表示方法がある。
①単一の包括利益計算書で表示する方法(1計算方式)
②純損益の内訳項目を表示する第1の計算書(従来の損益計算書)と、純損益からその他の包括利益の内訳項目までを表示する第2の計算書(包括利益計算書)の2種類の計算書で表示する方法(2計算方式)

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